2012年5月26日土曜日

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建設アスベスト訴訟:「命の大切さ無視」原告ら判決に怒り
毎日新聞 2012年05月25日 23時08分(最終更新 05月25日 23時40分)
http://mainichi.jp/select/news/20120526k0000m040125000c.html


 アスベスト(石綿)が舞う建設現場で働き、重い健康被害を被った作業員と遺族の願いは、かなわなかった。建設アスベスト訴訟を巡る25日の横浜地 裁判決は「危険性への意識が希薄」と国に指摘する一方、実際の対応に違法性はないと判断。原告の訴えを全面的に退けた。08年の提訴以降にも多くの仲間を 失った原告たちは「命の大切さに触れることのない判決で不当」と怒りの声を上げた。
 「まさか、こんな判決が出るとは。考えてもいなかった」。判決後、横浜弁護士会館で行われた記者会見で、原告団長の平田岩男さん(71)は伏し目がちに切り出した。
 平田さんは徳島県の山間部で育った。「左官職人になりたい」。中学卒業後、親の反対を押し切って横浜に移り住み、以来約50年間仕事を続けた。異変が襲ったのは06年3月。仕事中に体が熱くなり汗が出た。1週間熱が下がらずにせきが続き、石綿肺と診断された。

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