(2012年6月28日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kyoto/news/20120627-OYT8T01590.htm
府は27日、府医師会や難病患者団体などと、今夏の電力逼迫(ひっぱく)時に実施される計画停電への対応を話し合う会議を開いた。席上、関電京都支店は、計画停電への理解と協力を求めたが、透析患者の治療にあたる医師の団体からは、停電への不安を訴える声が上がった。
会議は上京区のホテルであり、計30団体が出席した。7月2日から9月7日の節電要請期間中の計画停電のスケジュールや方法について、関電京都支 店が説明。府は、府内173病院のうち、京都第一赤十字病院(東山区)や府立洛南病院(宇治市)、舞鶴市民病院(舞鶴市)など計111病院で、計画停電時 でも通電する緩和措置が取られることを報告した。
しかし、京都透析医会の担当者は、京都市内で最も通院患者が多いという、自らが運営する4施設について、計画停電が実施されれば、2施設で通電が 止まる現状を説明。「(透析患者の通う)ほかの病院からも『もう一度話を聞いてもらおう』という声が上がっており、ぜひ緩和措置をお願いしたい」と要望し たが、同支店は「緩和対象は国が決めており、電力会社が個別に入れる、外すということはできない」と理解を求めるにとどまった。
また、関電からの計画停電の予告が、実施前日の夕方になることについて、府医師会の担当者は「患者に周知することは不可能だ。患者を他の医療機関 に移すこともできない」と訴え、「透析が続く中、現場の人がスイッチを切ることはないですよね」と詰め寄った。しかし、関電京都支店は、「言いづらいが、 計画停電の運用は、決められた線を決められた時間に切る作業を行うものだ」と答えただけだった。
京都透析医会の担当者は終了後、「すでに公表されているスケジュールから、計画停電の時間帯を外れるよう、患者を誘導するしかない」と話していた。
(2012年6月28日 読売新聞)
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